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2022.03.23 wed.

2021年度下半期 就職状況報告その他

2021年度下半期 就職状況報告

2022.03.23 wed.

その他

新年度に向けて気候が安定しない中、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

「コロナ禍も2年がたち、障害者雇用は進んでいるのか」

「やはりまだストップがかかっている状況なのか」

「世の中はリモートワークが進んだが、障害者雇用はどうなのか。できる仕事は世の中にあるのか」

 

いろいろなご不安があるかと思います。

さてそんな中、11月以降フォレストからは4名の方が就職され、

下記のようなお仕事に就いていただきました。

 

・飲食業での洗浄業務

・ビル清掃

・企業内での洗濯清掃業務

・店舗でのバックヤードでの軽作業・清掃業務

 

 

 

コロナ禍になり、デジタル化やリモートワークが進んだ分、紙を使った軽作業が減ってしまった状況です。障害者雇用の求人を日々見ていても、PCを使う業務やリモートの障害者求人も出てきています。

一方で、感染対策に伴う、社会全体の衛生意識の高まりにより清掃や消毒のお仕事は底堅い需要があります。また飲食業も一時期求人市場からなくなりましたが、デリバリーの需要で伸びた業態もあるのと、アフターコロナを見据えて求人が復活し始めています。

 

そんな社会情勢の中で障害者雇用の需要も復活し始めてきましたが、コロナとは別にここ数年で顕著見られる傾向があります。

 

「お一人で判断して自立して動いてほしい。」

 

こんなお声を企業の方から聞くことが増えたような気がします。

ですが、サポートがなければ障害者雇用は進みません。

そこで私どもでは新規でご訪問する職場には可能な限り助言をさせていただいております。

 

・なるべくルーティンできるような業務の時間割と同じお仕事を割り当てていただくこと

・面接だけでなく、実習を通じてご本人の力量を見ていただくこと

※こちらは業態によっては難しいこともあるのでなるべくというお願いベースになります。

こういった提案をしていくことで、安心してお仕事ができるような環境をご提供できるように職場開拓を進めています。

 

コロナ禍で企業が障害者に求めるスキルの水準は確かにあがりました。

ですが、それは障害をお持ちの方が実際にできることを、

置いてきぼりにした要求であることが多いです。

 

企業が求めることと、皆さんができることの

ギャップを埋めていくのが我々の仕事だと思っております。

(木原)

 

 

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