シード・フォレストが大切にしているのは、「利用者さんのこれからの人生」です。
その場ですぐに注意し、答えを与えるのは簡単ですが、
利用者さんの成長機会と捉え、見守ることを大切にしています。
1自己肯定感
自己肯定感とは、「自分が自分であることに満足し、価値ある存在として受け入れられること」です。自己肯定感を高めることで、自分を大切にできるようになり、必要以上に傷つくことがなくなります。自分を大切にすることは、生きていく上でとても重要なことです。
そのためにシード・フォレストが
行なっていること
- 傾聴する
- 小さな一歩を
大切にする - 成功体験の
設計
2自発性
仕事でもなんでも、「やらされている」と思ってやるのと、「やりたい」と思ってやるのでは、言うまでもなく後者の方が長続きします。シード・フォレストでは、利用者さんの自発性を育てることで、社会で活躍できる人間性を育てます。
自発性を育てる3つの場
- 意見を言える場
- 全体からの
承認の場 - くり返し
チャレンジ
できる場
3コミュニケーション力
企業で働く、通所施設で作業する、いずれにしても社会で生きていくためにはコミュニケーションが必要不可欠です。シード・フォレストでは、利用者さん同士や支援員との日々の交流だけでなく、プログラムの中でくり返し、社会で円滑にコミュニケーションが取れるようになるための学びの機会を提供しています。
シード・フォレストが
大切にしているポイント
- 相手の良いところに
目を向けて一声かける - 笑顔で、相手の顔を
見てあいづちをうちながら
話を聞く
4考える力
「今ここ」での行動をどうすれば良いのか。これについて考えることは大切です。もしも、習慣的に行っていることが、うまくいっていないのであれば、「今ここ」ではどうすれば良いかを考 えてから行動する必要があります。また、その時の気分や感情に流されることなく、場に応じた行動を取ることができるようになるためにも、考えてから行動する習慣を身につけることを大切にしています。
自分で考えられるための支援
- どうすれば
良いか気づく
まで待つ - 《答え》ではなく《考える》ためのヒントを出す
- 考えてから
行動したことを
賞賛
5社会で生きていくための
実践力
シード・フォレストでの訓練は、社会の中ですぐに実践できることを念頭に置いて行っています。 大切なポイントは2つあります。一つは「困ったときに相談ができようになる」こと。もう一つは 「今、どうすれば良いかを考えてから行動できるようになる」こと。身につくまでには時間がかかる場合もありますが、一人ひとりの利用者さんが自分にちょうどよい形で、しっかりと身につけられるように訓練を行っています。
実践力向上のために
行なっていること
- 生活の中で
マナーや態度
を学ぶ - 毎日の
くり返しによる
反復練習 - 働く場での
意思表示と
行動を学ぶ