『働き続けるうえで何が一番大切だと思いますか？』
と聞かれたらみなさんは何と答えるでしょうか。私がもしこのような質問をされたら真っ先に、「健康な体。精神力。」等と答えるかもしれません。

 

間違いではないのかもしれませんが、少々、具体性に欠けている答えかもしれません。
人それぞれ大切にしている価値観や想いがあると思うので、「協調性」「責任感」等と答える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

シードでは安心して社会に出ていくための基礎的な訓練を主に繰り返し、その先のフォレストや利用終了後の現場で継続して自信を持ち、行動できるようになることを目指しています。

 

そのためにはやはり体が資本です。何をするにも元気な体があってこそで、もしその体をうまく使うことができたら、生活や就労等にも活かされるのでないでしょうか。

 

シードでは歩行訓練やダンス等、体を動かすプログラムが多いのも特徴の一つです。

 

2022年12月からは月に2回、理学療法士の伊藤結先生による、リラクゼーションのプログラムを開始しました。

 

 

 

先生のプログラムは『痛みのない動き』『動かしたくなる身体』を目指し、心地よく、自然な動きを促すことで、『身体は変わる！』ということを教わっています。柔らかいマットやクッションのような道具やボール等を使い、けして無理のないピラティスのような動きで、利用者さんもリラックスしながら自分の体と向き合うことができています。

 

最近は身体と心は繋がっているということを耳にします。実際に伊藤先生のプログラム中の利用者さんは楽しみつつも、とても落ち着いている様子です。

 

このままご自身の将来に向けて、心身を整えつつ、少しずつ歩んでいただけたらと思います。

 

 

（川名）