息子は愛の手帳２度、重度のダウン症で現在２７歳です。特別支援学校高等部を卒業後に２年４ヶ月シードフォレストに通い、特例子会社に就職が決まりました。
本人に「働きたい」という強い気持ちがあったので、卒業後の進路は就労移行支援の利用を決めました。

シードフォレストでは就労に向けての行動や態度の勉強はもちろんのこと、生活面でも金銭や時間管理などの支援も受け、学生の時とは違った、社会人としての就労につながる成長ができました。
本人も諦めることなくがんばって通えたことが大きかったように思います。
就職してからは毎朝５時に起きて会社に通い、６年間がんばって働き続けることができました。
会社でもいろいろな経験を積み、精神的にも大きく成長できましたが、現在は理由あって離職しています。 離職に至るまでには、本人だけでなく周りで支援される方々も含めて、いろいろな出来事がありました。
振り返ると、あの時こんな支援があれば良かった、あんなことができていれば結果が違ったかも知れないという思いもありますが、この経験を次につなげることができるよう、今はもう一度シードフォレストに籍を置き、再就職に向けてチャレンジしているところです。