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2013年05月16日

Yさんの職場訪問記

スタッフの声 / 就労サポート ]

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皆さんこんにちは。
暖かくなり昆虫が元気よく飛び回る季節になりましたね。
冬とは違い、とても活気のある季節だと感じております。

さて、今回はYさんの就労支援の経過報告です!
Yさんは4月の後半で就職が決まり、
現在も元気いっぱいに働いています。

少しYさんのご紹介をします。
Yさんは就労移行支援事業所フォレスト内で周りの利用者さんに話しかけたり
自分のペースを崩さずに作業を続けるなど
気さくな一面を持っている方でした。

就職してからも自分のペースを守って仕事を楽しく続けるんだろうなぁ。
と思っていたのですが・・・

就職初日、2日目とも緊張でガチガチに固まっていました
手が震えるほど緊張しているのを初めて見ました。
就労移行支援事業所フォレストでは見たことのない一面が現れた瞬間でした。
職場の先輩方はとても優しく、手順を丁寧に教えてくれているのですが
極度の緊張状態であるYさんは全く頭に入っていません。

このままでは疲労がたまり、教えてもらった仕事も満足にできなくなってしまいます。
なんとか緊張状態を解く方法はないものか???
その方法を考えるようになりました。

仕事は丁寧にできているYさんですが、
よく見てみると、困ったことがあっても「どうしよう・・・」
というばかりで相談ができないことがありました。

また、受け答えも「はい」「わかりました」
などの言葉しか発していませんでした。

話しかけられていないんだなぁと感じつつ、
ひとつの閃きが生まれました。

色々質問して自らコミュニケーションを取れるようにしてみてはどうか?
簡単で難しいことです。
色々な人と話をすることはフォレストで見てきているので、
業務で「どうしよう・・・」「困った・・・」と言った場面で
質問するタイミングを整えてみました。

整えると言っても「質問してみようか」
と話しかけるだけです。
Yさんは「え・・・」
と言っていましたが「フォレストの職員に話すように
分からないことや困ったことをそのまま質問してみたらいいよ」
「聞くことは恥ずかしい事でも怒られることでもないからね」
私は自然なアドバイスを送り続けました。

Yさんが質問をするかが一番の問題だったのですが、
分からないと業務ができないと考えていたようで
自ら質問を始めました。

Yさんが質問をすると先輩が優しく答えてくれて業務のミスが大幅に少なくなりました。
初めは恐る恐る特定の人に質問をしていたのですが、
時間が経つにつれ、質問する回数や質問できる人が増えていきました。
Yさんの気持ちを少しだけ押してあげると、
本人の力で環境を変えることができるのだと改めて確認することができました。

現在では困ったことやわからないことがあったとき、
さらに間違えてしまった時の報告ができるようになりました。
何名かの先輩とも話ができるようになり、楽しく過ごしています。
少しずつでも自分が仕事を完成させているという達成感をこれからも味わってほしいです。

今回は質問から「ほうれんそう」(報告・連絡・相談)
が結果的にできるようになる順序をお伝えしましたが
この4つは仕事をするうえで非常に大切です。
これからも必要な部分は色々な方法を使って、伝えていきたいと思います。
                                   

(水嶋) 

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