就労移行支援事業所 フォレストからのお知らせ

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2013年02月15日

就労移行支援事業所フォレストでは生活訓練も行っています

コラム / ベーシックプログラム ]

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就労移行支援事業所フォレストは就労移行支援をする場なので、
基本的には働くための準備などの就労支援をするところなのですが、

身だしなみ、入浴、洗濯、健康管理、就寝時間、
起床時間、食事の内容、金銭管理、居室清掃
等々の

生活訓練の取り組みをされている方が数名いらっしゃいます。
課題は生活習慣に起因するものですが、
これらの課題を抱えた方は、これまで自分の中では
“これでよし”として生活してきているので、
「このままでは、世間的にあまりよくない」ことは頭ではわかっていても、
なかなか行動を改善するのは難しいものです。

そこで、なかなか改善できないからといってそのまま就職しても、
例えば、夜更かしして昼間居眠りする人や
お金を使いすぎた次の日は落ち込んで出勤できないような人
就職しても仕事にならない。
あるいは、身だしなみや入浴、洗濯ができていないと
体臭がきつくて一緒に働けないなどの問題が起こってきます。
こうなると就職しても、将来離職してしまうであろうことは目に見えていて、
フォレストとしても放っておけないので、
グループホームやご家庭と連携して
何らかの取り組みを開始することになります。

先日、特別支援学校でお話をさせていただく機会があったので、
このような生活課題は早いうちに、いろいろと経験をさせることで、
どうすれば良いのかとか、どうすればうまくいくのか
あるいは困ったときはどう対処するのかをしっかりと
身に付けておくことが大切ですとお伝えしました。

ところで、
現在、就労移行支援事業所フォレストに通われている方で
このような課題を抱えていらっしゃるのは、
ほとんどが30歳前後の方です。
作業はてきぱきとこなすことができるのですが、
これまでの離職理由が生活課題に起因するものなので、
やはり前述のような課題に対する取り組みを行わざるを得ない状況です。

そこで、改善策としてご本人との対話はもちろんですが、
セルフチェックシートを作成したり、
ご家族にチェックリストの記入をお願いしたりして、
少しずつでも行動を改善できるように試行錯誤を繰り返しています。

作業面だけを見ればすぐにでも就職できそうな方でも、
1年近く取り組みを行ったうえでようやく就職が決まり、
就職先の企業の方にもご協力をいただきながら
現在は安定して就労ができている方もいらっしゃいます。

ただし、生活習慣は改善されたと思っても、
気を抜くとすぐに元に戻ってしまうのは世の常。
安定してきたからといっても安易に気を抜くことなく、
ご本人を中心とした関係者のだれかが無理なくどこかで
何らかの支援をできるようにと思いながら
日々の工夫を行っています。

(高橋)

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