就労移行支援事業所 フォレストからのお知らせ

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2012年08月09日

SST ~これなら僕にもできるかも~

スタッフの声 / ビジネストレーニング ]

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就労移行支援事業所フォレストでは、週に2回SSTの時間を設けています。
SSTとはソーシャル・スキル・トレーニング(social skills training) の略称で、
生活技能訓練とか、社会生活技能訓練と訳されています。

簡単に言えば、自分の考えや気持ち、相手に対する要求などを
もっとうまく伝えられるように、なるためのトレーニング。
また、実生活で悩んだり困難を感じていることを、実際に演じながら
(これをロールプレイと言います)練習していくことです。

本日のテーマは、以前利用者Aさんとのやり取りの中で
「指示どおりに仕事をしたはずなのに、
間違いを指摘されてしまった」という経験談を聞き
そこから話を広げていくことで出てきました。

そのテーマとは
「指示を受けてわからない部分があったときに自ら質問をする」です。
実際に取り組んだロールプレイの内容は以下のようなものでした。

配役:職員→会社の上司
     利用者→社員

場面:上司に声をかけられ、仕事の指示を受ける

上司  「○○さん、ちょっと来て」
社員    「はい」
上司    「今から、あっちにあるコードを持ってきた後に、
          ロッカーの番号を確認してきてほしいんだけど」

       (あえて、『あっち』という抽象的な表現をしたり、
              「どこのロッカーの番号なのか」を尋ねさせるような言い回しにしています)

社員      「『あっち』というのは、部屋の右隅にある白い棚のことでしょうか?」
上司      「そうそう」
社員      「そしてロッカーのどの番号を調べればよいですか?」
上司      「あぁ、Tさんの使っているロッカーの番号を調べてきてね」
社員      「わかりました、行ってきます」

このようなやりとりをして、はっきりしない部分を自分から質問をしていくことで
はっきりしない部分を明らかにしていきます。
練習を始める前に職員が手本を見せ、自信のあるかた方がそれに続きました。

最後のほうになって、
今回の課題を提案されたAさんも「やれるかも」と
その気になったところで挑戦し、適切な対応ができるようになりました。
その様子を見ていた参加者たち
「いいね!がんばってください!」と拍手を交えて称賛し、
Aさんも「実際の場面でも試してみます」とのこと。

具体的な対処方法と、自信を手に入れたAさんは、
翌日の作業中にも自分から質問をすることができていました。
また一歩前進です!

(福井)

 

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