就労移行支援事業所 フォレストからのお知らせ

ホーム > 就労移行支援事業所 フォレストからのお知らせ > 「半年間離職ゼロ」実現のヒミツ<その1>~就労移行支援事業所フォレストの就労支援が目指すもの~

« 2012年6月~7月のイ...フォレスト通信トップ「就労意欲を育てる金銭管... »

2012年06月18日

「半年間離職ゼロ」実現のヒミツ<その1>~就労移行支援事業所フォレストの就労支援が目指すもの~

コラム ]

このエントリーをはてなブックマークに追加

さっそくですが、ここで就労移行支援事業所フォレストのヒミツを公開したいと思います。
じつは就労移行支援事業所フォレストには
・できれば働きたくない
とか
・作業所には行きたくないし、とりあえず就職を目指す
といった後ろ向きな方が数名いらっしゃるんです。

そんな方々を企業様に紹介していることは、
できれば秘密にしておきたかったことなのですが...今日は思い切って公開します。

えっ!すでにそんなことはご存知?
そうでしたか...

でも、ご安心ください。
このような方々のモチベーションを高め就職につなげていくのが
フォレストの使命ではないかとも思っています。
100%とはいかないまでも、
可能な限り意欲を向上させた状態で就職していただいています。

そんなこんなで、おかげさまで就労移行支援事業所フォレストの現状は、
「設立から4年間、就職した利用者の離職ゼロ(※)」です。
(※平成20年~22年、就労後半年間を目安とした定着率調査による)

今回はそんなモチベーションの低い状態からどうやって定着まで持っていくのか、
その秘密を一部公開したいと思います。

モチベーションの低い状態
・働きたくない→遅刻、欠勤
・行きたくない→遅刻、欠勤

これはフォレストへの通所中にも起こってきます。

この状態では、就労移行支援事業所フォレストの利用者さんは支援者の方やご家族から
「働きなさい」「毎日出勤しなさい」
「そのために、施設に毎日通いなさい」「訓練しなさい」
と言われています。
仮に言われてそのとおりにしても、
残念ながら強制されたことは長くは続きません。
明日は来るかもしれないけど、
明後日は休んでしまうかもしれないのです。

そんな利用者さんが毎日通えるようにするために、就労移行支援事業所フォレストでは
1.自分から「通いたい」と思えるようにする
2.思いを持ち続けられるようにする

この2つを実現できるように試行錯誤をしています。

1を実現するためには、
「通えない」ことを叱ることでコントロールしようとするのではなく、
「通う」という行動を起こしやすくするように環境を見直したり、
仕組みづくりをしたりすることで行動をコントロールしていきます。

これまでうまくいっていなかったことを改善し、
「通所することは本人にメリットがある」という環境づくりを行っていくと
自然に足が向くようになってきます。

2の実現のためには、
意欲を継続していくための仕組みづくりを行っていきます。
利用者さんの状態が安定してきたからといって手放しにするのではなく
定期的に必要なチェック体制を作ることで
モチベーションの維持を行っていきます。

ここでのチェックとは
"チェックはできていないことを点検するために行うのではなく、
できていることを確認するために行う。
確認したときにうまくできていなくても非難はしない。
うまくできているときは徹底して誉め、
できていることによってどんな良いことが起こっているのかをしっかりと聴き
再現性を高める。"

といったやり方で行っていきます。

人は誰でも「できない」ことにコンプレックスを抱えていたり、
「できない」から「やりたくない」と思ったりしていることがあります。

嫌ならそれを無理してできるようになる必要はないかもしれない、
でも視点を変え、やり方を少し変えてみると
「できない」から「できる」に転換できることはたくさんあるのではないでしょうか。
これは、障害がある方だけでなく、私たち誰にでもあてはまることのような気がします。

こうして「離職者ゼロ」という見た目の記録だけを喜ぶわけではありませんが、
利用者さんが働く喜び、楽しみを味わいながら毎日暮らしていけるよう、
今日もスタッフ一同が精いっぱい働いています。

 
 
 
 
 

« 2012年6月~7月のイ...フォレスト通信トップ「就労意欲を育てる金銭管... »